朝5時45分に自宅を出る。 クルマにしずく型フェンダー2個。ゴムボート一式。コンテナ。工具等と積み込む。よく積み込めたと思う。助手席の足元のスペースまで荷物を積んでいるので、女房は助手席で正座だった。 しずく型フェンダーはもちろん空気を抜いた状態で持っていった。空気が入った状態では絶対持っていけないほど大きい。というか私のクルマのスペースは狭い。 途中のコンビニでワイン、パン、チーズ、豚汁、午後の紅茶を購入。 安良里着8時半。 安良里港にさんま漁船が入港していて大にぎわいだった。 漁協の近藤さんに契約書を渡そうと思ったが、近藤さんはそれどころではない様子。漁協売店の方に近藤さんとの面会について相談してみた。契約書とエムリ(テンダーとして使うために先週買ったアキレスのインフレータブルボートの船名)の保管場所については、昼すぎ、との指示がある。唐草で待つことにする。 ということで昼過ぎまで出港できないので、唐草を掃除することにした。デッキブラシでもなかなか汚れがおちない。コンパウンド入りの洗剤が必要か。でも係留艇だから洗剤は使えないよなあ。ヨソの係留艇はどうしてるんだろう。 掃除の後、昼寝。 昼過ぎに近藤さんと会う。いきなりトロ箱にいっぱいの生サンマをもらう。嬉しいけど量が多かった。(ウチのぶんを取って、近所に配ってもまだたくさんある。実家に送った。実家でも近所に配ったそうだ。そのくらいたくさんあった) 近藤さんに契約書を渡し、エムリの保管場所を教えてもらう。 舵誌の通販で買ったしずく型フェンダーは空気を入れなければ使えない。フェンダーに空気を入れてもらえるところを近藤さんに教わる。近くの自動車修理工場でやってくれるのではないかということなので、行ってみた。工具用の圧縮空気の機械を使って入れてくれた。 空気の入ったフェンダーをクルマに積んだら、車内はいっぱいいっぱいになった。 港に戻り、エムリに空気を入れ、進水。二人乗ったらフェンダーは積めないので、フェンダーは浮かべて曳いていく。エムリでまっすぐ漕ぐのは難しい。底がまっ平らのせいだと思う。 1400出航。港を出てしばらく沖に出してからセールアップ。女房にクルーワークを教える。オートパイロットが役立つ。この状態で落水したら危ない。女房はまだ操船できないので、救助を期待できない。 初めてフルセールで帆走した。風力2くらいだからなんとかなったけど、もっと風が上がったら、このコンビネーションではセールダウンが難しかったと思う。夫婦ともども要練習である。 暗くなる前に解装して、片づけをしたいので早めに帰港。帆走は40分くらいしかしなかった。 帰港してカップラーメンを食べて一休みしてから、エムリでエンジン付きの共用テンダーを取りに行ってくる。帰りはそのテンダーでエムリを引いてくる。 エムリを唐草に付けて、テンダーに二人で乗る。 風呂は宇具須のホテルニューオカベ。入浴料1,000円。タオルとバスタオル付き。大浴場とサウナあり。 上がる頃に、安良里に係留しているパワーボートの一家が来た。たぶんその一家だと思う。老夫婦、若夫婦、その他2名。 あたりはもう真っ暗。 安良里の酒屋でビールと「つぶがい」のパックを買う。 テンダーで唐草に戻る。夜のテンダーでの移動は注意が必要。必ず懐中電灯を持つこと。これは法律でも決まっている。(5メートル未満のフネの夜間航海についての項だったと思う) プリムスのガスのランタンを点ける。これ一つでけっこう暖かくなる。明るいし暖かいし、一石二鳥だ。 ビールをまずグビっといく。うまいねえ。実に。ああホントに楽しいよ。 その後ワイン、パン、チーズで晩ご飯。「つぶがい」のパックが美味かった。またみつけたら買おう。 2100頃就寝。
|