0700時起床予定が0800時を回っていた。よく寝た。 朝食。 0940時出航。港を出てすぐにメインセール展開。ラフをグルーブに通していない。すぐに下ろして上げなおし。風なし。機帆走。 南に下りながら、海図と地形をチェックして進む。岸沿いをなめるように進む。1200時波勝崎沖。天気がいい。空気のぐあいがじつに気持ちいい。透明でさわやか。これが南伊豆の初冬なのか。 波勝崎は唐草にとって最長航海記録だ[1]。今日は時間がないが、いつかこの岬を回って妻良に行ってみたいと思う。 [1]:回航(横浜ベイサイドマリーナから安良里)を除く。 波勝沖でヒーブツーして休憩。ラジオを聞きながら昼食。それにしてもいい天気だ。 15分くらい休憩したが、時間が心配なので帰ることにする。風は北。風力1。テルテールが見にくい。なんとかしなければ。次回までに毛糸を調達したい。クロスからやや落として、西北西方向に向かう。下側に乗ってヒールをつける。 下側のサイドステーのロア側が緩いのを発見。なおさねば。買ったときより緩んでいるような気がする。 ティラーを持ったまま、ふとキャビン内を見ると水が見えた。浸水だ。ビルジ溜まりが一杯になっていた。ビルジポンプで排水して様子を見る。 風がなく向きも北なので、距離を稼げない。機帆走。雲見崎沖から再び帆走。風力2はあるか。風上側に乗れるくらい。 1時間かかっても松崎沖を通過できなかった。時間もないし、機帆走する。浸水も心配だ。 安良里港の手前でセールダウン。 セールダウンでトラブル。ダウンの手順に改善の余地ありだな。 1540時に倉庫岸壁に到着。セールをたたむ。浸水箇所を探す。怪しいのはこないだ修理したトイレのスルハルのあたりだ。チェックしたが、問題なし。次にあやしいのはスタンチューブだ。クオーターバースのクッションを剥いでスタンチューブにアクセスできるようにする。 スタンチューブを見たら、グランドパッキン付近からジョロジョロと水が吹き出していた。これだ。 ホースバンド付近から漏っているので、ホースバンドを締めてみるが浸水止まらず。スタンチューブの調整用の金具を締める。締める締める。ドライブシャフトの地金が2ミリくらい見えるまで締めたら浸水が止まった。浸水箇所の下にティッシュを敷いて、海水が1滴でも落ちればわかるようにしておく。 テンダーを取りにいく。明るいうちに係留場所に戻りたい。 係留場所についたが、バウ側の舫いを二つ同時に上げられるようにしておいたのだが、手間取っている。危ない。スタンが風で右に振られる。テンダーが隣のフネと唐草にぶつかりそうになった。 要手順再確認。 アワーメーターの時間は誤差が大きいのを発見。こんなもんなんだろうか。次回も引き続きチェックしたい。 一休みしてから食事。R136沿い土肥の「どさんこ」。唐草に戻って浸水チェック。異状なし。約2時間のあいだに1滴もしみていない。念のため、もうしばらく様子を見るために仮眠する。 深夜12時に起きてチェック。1滴もしみていない。これで7時間のあいだに1滴もしみていないことになる。 これなら大丈夫だろう。帰ることにする。 R136からR1へ。箱根でもR1の旧道を通ってみる。通ってみてわかった。R1の旧道は2度と通りたくない。狭くて曲がりくねっていて、交通量も多い。ひどい道だ。箱根越えは箱根新道かターンパイクを通るべきだ。
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