【目次】 【戻る】 【次へ】


尊之島のアンカリングスポット偵察
日付 2000年10月14日(土)

天気 晴れ
風向 南西〜北西 風力 2〜3 波高 1.0〜1.5 
行先 雲見沖
出港時刻 09:50 帰港時刻 14:15
乗員 2名


0630出発。

箱根新道、伊豆中央道経由。0830安良里着。

自分のフネに行く前に、中村さんのARPAGEを見に行く。前から2列目。中村さんはもう来てた。挨拶する。中を見せてもらう。今まさにレストア真っ最中という感じ。中村さんはビール片手に作業中でした。

0900唐草着。

テンダーを返しにいったら、「唐草さん」と声をかけてくる人あり。前にマハロのところにとめていたエタップ23「はるか」のよしかわさんという方。挨拶を交換。浅草からVWのデリバンで来ているとのこと。浅草ですか。下町ですね。親子3代で安良里を楽しんでるそうです。

漁協の水道を借りて、唐草の水タンクを満タンにする。ポリタンにも給水。漁協に水代200円払う。

岸側のスタン方向から風が来てるので、スプリングしか取ってないと、スタン側が岸から離れる。これを利用して後進で離岸。

0955出港。港を出てすぐメインセールをあげる。オーパイセットして機帆走。

中木に行こうと思っていたが、日帰りするには、時間的にきつい。でも機帆走で一気にいけば行けるかもしれない。セーリングでは無理だろう。ま、行き先は風次第ってとこですね。

港を出ると、いい風だ。南西からだいたい6〜7ノットくらい。

帆走。

帆走中


フルメインフルジェノアで走る。こんないい天気のときに、機帆走で中木に行くこともあるまい。セーリングを楽しむことに決めた。中木にはいつだって行けるだろうし。

ということで本日の中木行きは中止。ヘディングを270度にして沖出し。

女房が舵を引きたいというので交代。この風だ。舵を引きたい気持ちはよくわかる。

あんまり波がよくないな。

だんだん風があがってきた。

ヤングアメリカの帽子を飛ばしてしまった。みるみる沈んでいった。気に入っていたのに。ああ。とっても気に入っていたのに。帽子が飛ばないクリップ持ってたんだけど、つけてなかった。悔やまれる。

ジェノアを巻いてリーフする。

まだオーバーパワー。メインをリーフ。リーフのシステムをシングルリーフラインにしたので、コクピットから出ずにリーフできる。これで艇速は5ノットオーバーくらい。調子いい。

タックして、岸にもどす。

タックして沖だし。

タックして岸にもどす。

風が落ちてきた。メインをフルにする。

さらに風が落ちてきた。ジェノアをフルにする。

さらに風が落ちてきたので、エンジンを始動。機帆走で南下する。

雲見沖で1230時。

反転して北上。

ごごぞう(オーパイ)をセットして、コースを決めてからキャビンで横になる。コクピットには女房一人。ちょっと心配。これで彼女が落水したら終わりだ。ライジャケつけているとはいえ、俺がその落水に気がつくのはずっと先だ。オーパイセットしてるので、どんどん先に進んじゃうし。

そういう心配をのぞけば、これはすごいことだ。自分のフネで、クルージング中にキャビンで寝たのは初めてだ。女房も逞しくなったと嬉しくなる。

キャビンの中でも、風が変わってきたのがわかる。それに合わせて女房がちゃんとセールを始末していた。スキルアップしている。たいしたものだ。

風は北西に変わっていた。

1300に田子島の南側から田子港に入る。このコースは暗礁が多いのでナビゲーションをちゃんとしないと危ない。

田子に寄ったのは、尊之島の裏側のアンカリングスポットを偵察するためだ。いずれここにはアンカリングに来たいと思っている。

尊之島周辺の水の色
尊之島のトンネル

綺麗だ。水が透き通っている。緑の水。底に太陽が差し込んでいる。(この水の色を唐草のタイトルページの「唐草」文字の色に使いました)

このあたりのアンカリングはどのくらい難しいのかな。

海底がごろた石のようなので、唐人アンカーのようなタイプがいいと思う。ウチのCQRでももちろん大丈夫だろう。ダンフォース(タイプ)では心もとないと思う。

それにしてもいいところだな。

安良里港に戻ってテンダー取りにいく。と、岸壁に近藤さん。もやいを取ってくれた。どうもです。

1412。テンダーを引いて係船場所へ。

ちょっと遅い昼食。おにぎりと豚汁。

1500まで昼寝。

片づけて離艇。

1730安良里発。

R80から山伏、ターンパイク経由。道がすいてたので快適に帰れた。


【目次】 【戻る】 【次へ】