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奥津さんたちと田子の入り江
日付 2002年8月3日(土)

天気 晴れ時々薄曇り
風向 西南西〜南西 風力 1〜2 波高 0.5〜1.0
行先 田子の入り江
出港時刻 0900 帰港時刻(寄港)1618
乗員 4名


0530自宅発。箱根ターンパイクから熱函道路、R136。0730着

0830頃奥津さんから港に着いたという電話。

岸壁に迎えにいく。

0900出港。

いつもなら港内でセールアップだが、忘れてそのまま港外に出た。でもスグにあげられるようにセットしてあるし、まあいいかということでこのまま機走で田子に向かう。

奥津さんと舵を変わる。風に向かっているので、そこそこの風だが、どうせすぐに田子なので、このままいく。ちょっともったいない。すこしでもセーリ ングしたほうがよかったな。

先週と同じく船隠の入り江へ。

0930着。

入り江

今日は風が西より。こないだと同じところにアンカーを落としたが、東に寄ったときの岩場が近いので、打ち直し。

岩場が近い

アンカーの効きがなんかおかしい。チェーンもアンカーもこないだと同じなんだが。

オーニングをセットして、キンキンに冷やした白ワインをあける。奥津さん達はビール。

つまみは、チーズとポテチ。

ひとごこちついたところで、ゲスト二人は水に入る。

水遊び

ひとりは必ずフネに残したいので、私と女房は交代で海に入る。

水が温い。夏だ。真夏だ。

度付きの水中マスクとシュノーケルをつけて入る。手にはスクレーパー。船底をひとまわり。ラダーに少しついていたフジツボをスクレパーでかきおとす。

海面に顔をつけて、シュノーケルで呼吸しながら移動する。水中で手を見ると、揺れる光があたってきれいだ。

水は緑色だ。それほどの透明度ではない。夏なので生物がたくさん繁殖中だ。

ここの海底にはガンガゼ(とげの長い黒いウニ)がいるので注意しなきゃ。

ガンガゼに注意しながら、入り江の小さな砂浜に上陸してみる。

砂が熱い。

ビーチをひとまわりして、反対側の岸に行こうと水に入る。

歩いて水に入り、首までつかるくらいまでになったとき、足に激痛が。

やってしまった。ガンガゼだ。

注意しなきゃって思ってたのに。腰くらいの深さからはもう泳がないと危ないな、って上陸前に思ったのに。

痛い。すごく。

みると3本のとげが長くささっていた。手で引っ張って抜く。途中で折れる。抜けない。

みるとほかにも何か所かさされていた。痛い。

いそいでフネに戻る。痛い。

船に上がって、カッターを焼いて、とげが刺さったところを切開してとげを取ろうと思うが、とげが柔らかくてどうしようもない。痛い。

あとで調べたたら、棘は柔らかくて抜くのは無理らしい。

さされた直後の痛みが弱まってきたが、棘がささっているチクッっとした痛みが時々くる。

やられた。

足を洗って靴下をはく。

田子の寿司屋「峰仙」を予約。1800。予算は2,500円の飲み物別で。

1500帰る準備。

抜錨。アンカーの効きがちょっとおかしかった理由がわかった。カシラ(クラウン)につけたロープとチェーンがヘンなふうにからんでいた。風が上がったらちょっと危なかったな。

ここの入り江ならカシラはいらないか。それか、カシラからのロープはブイにつけたほうがいいかも。今度はブイで試してみよう。

1546田子港出港。

機走で帰る。

田子の港を出てから香織さんが舵。

1618バースに到着。簡単に片付けて、上がる。明日きてちゃんと片付けよう。

静養荘にチェックイン。奥津さんが車を回してくるはずだがなかなかこない。あとで聞くとバッテリー上がりだそうだ。

先に風呂を使う。部屋は3階の4畳半。

風呂は熱い。だいぶうめたが熱い。ガンガゼに刺された足にはこれがよかったようだ。

風呂から上がって、宿の女将にタクシーの手配を頼む。1745頃迎えにきてもらうように。

部屋で横になる。扇風機の風がいい感じ。

1745に迎えのタクシーに乗って峰仙へ。

つきだし、刺身の盛り合わせ。アラカルト、にぎり、というコース。焼酎を3杯半くらいのんだ。だいぶのんだな。ひらめのこぶじめうまかった。

再びタクシーを呼んでもらって、ごきげんで帰る。タクシーに運ちゃんは賀茂気質ってやつなのかね。にてたね。言葉がにてるからかな。

宿に戻って少し飲んでから寝る。

疲れと酔いでどろどろに眠る。







日付 2002年8月4日(日)

天気 薄曇り時々晴れ
風向 西寄り〜 風力 1〜2 波高
行先 船内片付け
出港時刻 ---- 帰港時刻(寄港)----
乗員 2名


昨日はちょっと飲み過ぎたかな。ちょっと残っている。

宿の目の前は安良里港

朝食は部屋で食べる。さんまの焼いたのが半分と納豆と温泉卵と海苔、煮物。

食べ終わってひと休みしてから出発。

奥津さん達とは、ここで別れる。

我々はフネに戻って片づけ。

JOJOさんが来てた。1年ぶりだって。

最終チェックして離艇。

荷物を積んで出発。

帰ってアンカーロープを水洗い。長さのマーキングが薄くなっているところを書き直す。

アンカリングには水深計と長さがマーキングされたロープが必須。そうじゃないと数値を元にしたアンカリングができない。


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