奥津さんたちと田子の入り江
0530自宅発。箱根ターンパイクから熱函道路、R136。0730着 0830頃奥津さんから港に着いたという電話。 岸壁に迎えにいく。 0900出港。 いつもなら港内でセールアップだが、忘れてそのまま港外に出た。でもスグにあげられるようにセットしてあるし、まあいいかということでこのまま機走で田子に向かう。 奥津さんと舵を変わる。風に向かっているので、そこそこの風だが、どうせすぐに田子なので、このままいく。ちょっともったいない。すこしでもセーリ ングしたほうがよかったな。 先週と同じく船隠の入り江へ。 0930着。
今日は風が西より。こないだと同じところにアンカーを落としたが、東に寄ったときの岩場が近いので、打ち直し。
アンカーの効きがなんかおかしい。チェーンもアンカーもこないだと同じなんだが。 オーニングをセットして、キンキンに冷やした白ワインをあける。奥津さん達はビール。 つまみは、チーズとポテチ。 ひとごこちついたところで、ゲスト二人は水に入る。
ひとりは必ずフネに残したいので、私と女房は交代で海に入る。 水が温い。夏だ。真夏だ。 度付きの水中マスクとシュノーケルをつけて入る。手にはスクレーパー。船底をひとまわり。ラダーに少しついていたフジツボをスクレパーでかきおとす。 海面に顔をつけて、シュノーケルで呼吸しながら移動する。水中で手を見ると、揺れる光があたってきれいだ。 水は緑色だ。それほどの透明度ではない。夏なので生物がたくさん繁殖中だ。 ここの海底にはガンガゼ(とげの長い黒いウニ)がいるので注意しなきゃ。 ガンガゼに注意しながら、入り江の小さな砂浜に上陸してみる。 砂が熱い。 ビーチをひとまわりして、反対側の岸に行こうと水に入る。 歩いて水に入り、首までつかるくらいまでになったとき、足に激痛が。 やってしまった。ガンガゼだ。 注意しなきゃって思ってたのに。腰くらいの深さからはもう泳がないと危ないな、って上陸前に思ったのに。 痛い。すごく。 みると3本のとげが長くささっていた。手で引っ張って抜く。途中で折れる。抜けない。 みるとほかにも何か所かさされていた。痛い。 いそいでフネに戻る。痛い。 船に上がって、カッターを焼いて、とげが刺さったところを切開してとげを取ろうと思うが、とげが柔らかくてどうしようもない。痛い。 あとで調べたたら、棘は柔らかくて抜くのは無理らしい。 さされた直後の痛みが弱まってきたが、棘がささっているチクッっとした痛みが時々くる。 やられた。 足を洗って靴下をはく。 田子の寿司屋「峰仙」を予約。1800。予算は2,500円の飲み物別で。 1500帰る準備。 抜錨。アンカーの効きがちょっとおかしかった理由がわかった。カシラ(クラウン)につけたロープとチェーンがヘンなふうにからんでいた。風が上がったらちょっと危なかったな。 ここの入り江ならカシラはいらないか。それか、カシラからのロープはブイにつけたほうがいいかも。今度はブイで試してみよう。 1546田子港出港。 機走で帰る。 田子の港を出てから香織さんが舵。 1618バースに到着。簡単に片付けて、上がる。明日きてちゃんと片付けよう。 静養荘にチェックイン。奥津さんが車を回してくるはずだがなかなかこない。あとで聞くとバッテリー上がりだそうだ。 先に風呂を使う。部屋は3階の4畳半。 風呂は熱い。だいぶうめたが熱い。ガンガゼに刺された足にはこれがよかったようだ。 風呂から上がって、宿の女将にタクシーの手配を頼む。1745頃迎えにきてもらうように。 部屋で横になる。扇風機の風がいい感じ。 1745に迎えのタクシーに乗って峰仙へ。 つきだし、刺身の盛り合わせ。アラカルト、にぎり、というコース。焼酎を3杯半くらいのんだ。だいぶのんだな。ひらめのこぶじめうまかった。 再びタクシーを呼んでもらって、ごきげんで帰る。タクシーに運ちゃんは賀茂気質ってやつなのかね。にてたね。言葉がにてるからかな。 宿に戻って少し飲んでから寝る。 疲れと酔いでどろどろに眠る。
昨日はちょっと飲み過ぎたかな。ちょっと残っている。
朝食は部屋で食べる。さんまの焼いたのが半分と納豆と温泉卵と海苔、煮物。 食べ終わってひと休みしてから出発。 奥津さん達とは、ここで別れる。 我々はフネに戻って片づけ。 JOJOさんが来てた。1年ぶりだって。 最終チェックして離艇。 荷物を積んで出発。 帰ってアンカーロープを水洗い。長さのマーキングが薄くなっているところを書き直す。 アンカリングには水深計と長さがマーキングされたロープが必須。そうじゃないと数値を元にしたアンカリングができない。
|