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田子の入り江
日付 2002年7月28日(日)

天気 晴れ時々薄曇り
風向 南〜 風力 1〜2 波高 0.5〜1.0
行先 田子船隠
出港時刻 06:59 帰港時刻(寄港)13:33
乗員 2名


0330起きの0415出発。まだ薄暗い。涼しい。

熱海回りのR80からR136経由。

0700出港。

萩谷崎の手前の室谷に行こうと思う。よければアンカリングしてこようと思う。


エンジン回転2,800rpmで対地速度が4ノット程度。そして時に3ノット台。遅い。これは船底がよごれているせいか。それとも逆潮か。引き波をみると対水速度はもっとありそうに思う。逆潮っぽいな。

だんだん暑くなってきた。すると水温ワーニングだ。ピーだ。ありゃりゃ。まただ。無負荷にして2,500rpmくらいでしばらく回して鳴り止んだ。

2,500rpmくらいで進むことに。艇速落ちるがしょうがない。対地速度は3ノット台。

しばらく走ると、また鳴りだした。

これはこまった。室谷まではまだ距離もある。あきらめて田子の入り江に行くことにする。ここも探険してみたいところだ。

0800松崎沖で転舵。

堂が島沖で転舵。

対地速度が5ノットを越えた。さっきの速度はやっぱり逆潮のせいだったんだ。実は、対水速度計もあるんだけど、つけてないのだ。

田子島の南から港に入るので、暗礁に注意しなくてはいけない。

チャートとコンパスを使って厳密に地文航法。

北側の入り江を眺めながら奥に入っていく。尊之島の内側にはもうパワーボートが何杯か来ていた。

田子の入り江

田子の入り江

感じのいい入り江があったので、ここでアンカリングすることにする。

岸に寄れるだけ寄って、そこから水深に注意しながら風上に向かって移動する。4艇身くらい移動したところで、水深は6メートル。4艇身(32メートルだが、丸めて30メートル)に対して6メートルだから、ここならスコープは5倍以上取れる。このポイントの4方向の景色をチェックして、覚える。再び同じポイントに戻れるように。

女房にも景色を覚えてもらって、舵を交代。入り江の中をゆっくりゆっくり回ってもらう。

その間にアンカーの用意。太いほうのチェーン4メートルと平打ちのアンカーロープ。アンカーはホールディングアンカーを使う。

用意ができたので、女房にポイントに向かってもらう。

ポイント付近で、バウから指示を出して微調整。

アンカーレッコしたら、ホールディングを解いてないのに気が付いて、すぐにアンカーを上げてレッコし直す。やれやれ。微調整が全く無意味。

風に流されるままにまかせて、水深4メートルくらいのところでクリートに固定。

アンカーの効きを確認してから、エンジンカット。

0912アンカリング完了。

オーニング展開。

オーニング展開

オーニング展開

冷たい麦茶。

女房は寝てしまった。私も寝ようと思ったが、アンカリングの状態が気になって寝れない。でも楽しい。

ジェットスキーや水上スキーを引いてるボートはうるさいけど、引き波はここまではこない。

おにぎりの昼食。

1230頃抜錨して帰港することに。

田子の湾内でアンカリングしているヨットがあった。脇を通るときに水深をみたら33メートルだった。ちょっと深すぎじゃないかと思う。

1330帰港。

解装してから、再びオーニングを展開してコクピットで休む。

安良里の港内をジェットスキーがバナナボート引いて全速。危ない。夏になるとこういうバカが現れる。港の海面は遊ぶところじゃなくて、フネが作業するところなんだぞ。

誰かが注意したのか、ほどなくいなくなった。

まだ少し早いが、帰ることにする。


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