0930時フネ着。
0930着 1000解纜 1015出港 1240帰港 係留策用のウキもちゃんと付いていたので、早速艤装開始。 今晩か明日未明から天気が崩れるので、今日は穏やかな一日になるだろう。 駿河湾の一般的な冬の天気のサイクルは、低気圧の手前が一番穏やかで、低気圧が通過して西高東低の冬型になると大西が吹く。今日はその低気圧の手前の日だ。穏やかな一日が楽しめる。景色も春めいてきて輪郭がぼんやりしてきた。 日差しも長くなってきたので、船底とペラの状態次第では妻良まで行こうと思うが、あまりよくないようなら浮島に行こうと思う。 浮島の地名は海図には載っていない。田子の仁科の間の入り江だ。いままで一度も入ったことがない。 陸からは、田子から海岸線のハイキングコースで行ったことがある。狭いけれどなかなか良さそうな入り江だ。 出港して走らせてみたら、やはり船底とペラの調子がよくないので妻良はやめて浮島にする。 いままでだと、田子島をかわしてから高島の先の堂ヶ島遊覧に行くか、松崎、岩地まで行っていたので、田子島から高島の間は海岸近くに寄ったことがない。海図上でも暗岩洗岩干出岩が点在する不気味な場所だ。遠くから見るにはいいのだが。奇岩も多いし、洞窟みたいなのもたくさんある。 ここまでは女房の舵で、浮島にアプローチするところから舵を交代する。 地文航法 (Pilotage, Ground Reference Navigation)で浮島の入り江にアプローチする。見えてる岩や山、沿岸の構造物を確認しながら進む。水深も現在地の判断に役立つ。 浮島の入り江に入った。 ここは西が入るとまるきりダメだが、それ以外の風には完全に守られている。が、南西方向には山の切れ目があって、そこから風が入るときはスロット効果で風速が上がってしまうだろう。また、南からだと風がベンドして回り込むだろう。本当に吹いたときは、避難に使えるような入り江ではない。 吹かなくても、ダイバー用の宿泊施設のようなものがいくつか立ち並んでいて、アンカリングしても面白い景色ではない。 入るのが難しかったが、ダイバーもいるし景色もいまひとつだし。わざわざアンカリングに来るまでもないかな、というのが今回の感想だった。陸から海の奇岩を楽しむにはいいと思う。 偵察完了して帰港する。 途中ボラがたくさん跳ねていた。写真に撮った。 バースに戻って解装する。明日は雨なので、今日中にしっかり解装して船を固めておく。 解装途中で、カップ麺。 一休みして解装続行。 女房は飲み物とおつまみ準備。 解装完了して、白ワインを冷やしたのを飲む。キャビンの中は暖房してなくとも暖かい。春が近い。 夕食は、ウチから持ってきたカレー。これを温め直して食べる。ごはんはサトウのごはん。 食事前のほろ酔いで、食欲増したところにカレーを食べた。お腹いっぱい。 そのあとさるこうのお湯割りを1杯飲んだら眠くなった。まだ外は真っ暗ではないけど、寝てしまう。 今回も私はクォーターバース。女房がセティーバース。
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午前2時くらいから雨が降り出した。5時ころ土砂降りのピーク。風もすごかった。 明るくなって風は収まってきた。雨はまだ続いている。天気予報では昼頃には上がるということだ。しばらくバースでゆっくりする。 朝食。 雨が上がってきたので片付けて帰ることに。 大関ラーメンやってた。やでうでしや。
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