ターンパイクの上のほうには積雪のなごりがあった。スキー場への道みたい。伊豆スカイラインも積雪のなごりがあった。
亀石インターからR19。大仁からR136/R414に入る。R136がR414と分かれてすぐの蕎麦屋に寄る。 この蕎麦屋は11:00から14:00までしか営業していない。美味くて人気の店というのは営業時間がわがままなことがある。人気の店は、営業時間に客が合わせてくれるので、店が客に媚びるこながないのである。わがままな営業時間の店を見たらもしかしたらそれは大当たりの店かもしれない。 そんなわけでこの蕎麦屋にはいつか入りたいと思っていたのだ。やっと入れた。しかし、残念ながら味は俺の好みではなかった。好みではなかったけれど、きちんと美味しくいただきました。黒い蕎麦が好きな人はこの店がお勧めです。店の雰囲気、サービスともに満足できたし。天ざる1700円。 ところで天ざるには野菜のてんぷらは野暮だと思う。エビ天2本。これでじゅうぶんだと思うし、このほうが絵的にも粋だよね。 天ざるに天ツユを出す店もあるけど、これも野暮だと思う。天ざるの天麩羅は蕎麦と同じに蕎麦ツユで食べたい。それが蕎麦やの天麩羅というものだ。エビ天の先のほうを蕎麦ツユにちょっと浸してサクッと一口食べる。残りを皿に置いて、わさびを蕎麦の上に乗っけて、ちょっとたぐってズズッと食べる。エビの甘味が後味を引いていて、天麩羅で口の中が油になったところを、ツルっとした蕎麦が流れ込む。コクとさっぱり感が一体となってとても美味い。 天ざる(天もり)を食べるときはワサビはツユに溶かないほうがいいと思う。ワサビは直接蕎麦に乗せて味わったほうがいいと思う。
話がそれてしまったけど、ここまできたらついでなので、私の蕎麦の食べ方を。
話はどんどんそれるが、蕎麦屋でもりそばを肴に一杯やってると、蕎麦がくっついてしまって困ることがある。そういうときは蕎麦に酒をかけてほぐすといい。酒飲みしかやらない蕎麦の味も楽しめる。 蕎麦屋の肴といえば、「抜き」というのがある。天麩羅蕎麦の抜きは、天麩羅蕎麦から蕎麦を抜いたもので、天麩羅と汁を楽しむものである。これがけっこういける。天麩羅の衣がふやけて、汁を吸ってモロモロになってしまったのがまたいいんである。このモロモロになったのを肴にお酒を飲む。スープをつまみに呑む、って感じかな。これがけっこういける。ホントお酒に合うよ。ただし、ダシの効いた美味しい汁の店じゃないとだめだけど。私は抜きではなくて、天麩羅蕎麦を頼んで、天麩羅と蕎麦を食べてから汁を肴にお酒を1合くらい飲むんだけどね。あんまし粋とはいえないと思うけど、こないだ汁の美味い店をみつけたので、この呑み方、けっこう気に入ってます。 やっとこさ閑話休題 安良里に到着し、テンダーで唐草へ。
今年初めてなので、フネに酒を掛け、自分達が飲んで、海にまく。昨年の安全な航海に感謝し、今年の安全を祈願する。CPスタイルの初乗りの儀式だ。 風は西よりが10メーターオーバーだ。湾内でエンジン付のテンダーを操っていても流され方がすごい。 出航はせずにキャビン内でくつろぐ。 15:00に帰る。 うちの近所のラーメン屋で夕食。ここはギョウザが美味い。具がプリップリしてる。
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