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日付 1998年03月29日(日)

天気 晴れ 風向 西南西〜南南西 風力 1〜4 波高 1.5
行き先 波勝崎沖 出港時刻 0810 帰港時刻 1445
乗員 2名


行き:R135-R80-R136
帰り:R136-R80-伊豆スカイライン-箱根ターンパイク

漁協売店前の岸壁で給水。清水タンクに一杯で200円。

0810出港。ベタなぎ。妻良を目指す。ヘデイングは南。

松崎の手前あたりで風が上がってきた。南南西より南から吹いてきた。セールを展開する。行きたい方向と風が吹いてくる方向がほとんど一緒だが、妻良はどうしても行かなければならない、というような目的地ではないので、帆走の楽しみのほうを優先させる。

船をクロスよりもやや落として沖出しする。ヘディングはおよそ西南西。エンジンをカットして帆走。フルメインフルジェノアで丁度くらい。風速は3メーターくらいか。

一時風が落ちたが、再び上がる。視界内に白波が二つ三つ見える程度。このくらいになると唐草にとってフルメイン/フルジェノアではオーバーパワーだ。ジェノアを巻いたがまだオーバーパワーだ。ジェノアをすっかり巻いて、風位に立て、ワンポンリーフの作業をする。ついでにタック。

ワンポンのピークの下あたりにジェノアのピークが来るようにジェノアもリーフ。

すこぶる安定した。上り角度もよくなった。

こういうときに、クルーザーの走りを実感する。オーバーパワーになったとき、セールのシェイプやトリムだけでデパワーするんじゃなくて、セールの大きさそのものを小さくしてデパワーする。

このフネはワンポン入れるくらいの風だと気持ちよく帆走できる。フルメイン/フルジェノアで気持ちよく走れる風域はすごく小さい。

波勝崎沖あたりで時間が12時になった。そろそろ帰ることにする。帰りは風が追っ手なので、リーフを解いてフルメイン/フルジェノアに戻す。この艇にはスピンがないのであまり風下に落とせない。といって、ジェノアで走れる向きだと遠回りだ。しばらく走ったが、機帆走にする。

風がまた上がってきた。追っ手の機帆走でアンヒールしてもブームが戻ろうとしない。

波も出てきた。

安良里の手前、田子の先の今山沖でセールを下ろす。波と風のために手間取る。オートパイロットが波のために効かず。

安良里入港が1500。係留時に後ろからの風吹いてきた。フネが押される。どんどん押される。この風を読み過って、のちにペラにロープを絡ませてしまう。しかし今の係留はうまくいった。

セールをたたみなおす。解装。

カップヌードルの「赤カレー」を食べる。この毒な感じ、体に悪そうな感じがいいんだよね。カレーヌードルの「濃い」味って。

1530まで休憩したのち、テンダーを取りに行く。

係留ロープをレッコして、後進。あれっ、進まない。風のせいだ。それでも後進させようとしていたら、ペラの水流に引き込まれるように係留ロープが近づいてきた。やばい。クラッチをニュートラル。で、ちょっと前進。

「ガツッ」
「ピーーーーー」

エンジンが止まった。

あーあ。ロープをペラに絡ませてしまった。やってしまった。

前進でロープを絡ませたので、後進にしたらはずれるんじゃないかと思い、クラッチが抜けているのを確認してエンジンをかける。係留ロープのガイドロープをつかんで引っ張りながら、ギヤを後進にちょっとだけ入れる。おお。抜けた。

抜けたはいいが、まだロープは船底を横切っている。これはどっかにひっかかっている。ロープを引けばロープが動くので、絡まってはいないがひっかかっている。このままエンジンはかけられない。潜って確かめるしかない。

ウエットスーツに着替える。こういうこともあろうかと、フネにはウエットスーツも積んでおいたのだ。

スイミングラダーから海面に降りる。スイミングラダー初使用。

潜った。真っ先にペラ付近のロープを確認。オーケー。食ってない。

潜って確認しながらフネの回りをひとまわりする。

状況を把握した。左右の係留ロープとガイドロープがペラシャフト付近でクロスしていた。再び潜り、そして船の回りを泳いで、ロープ類を正しい状態にし、船上の女房に指示してフネを係留する。

スイミングラダーからフネに戻る。ウエットスーツを脱ぐ。さすがにウエットスーツを脱ぐと寒い。手早く体を拭いて着替える。

海に入ってからだいぶ時間がたったようだが、女房によれば、5分程度だったらしい。しかし俺には長く感じる時間だった。

着替え終わったころ、隣(バンドフェット(ラメール))の隣(エタップ23)の隣(バンドフェット)の人が帰ってきた。彼は今日もシングルハンドだ。すごいなあ。

思わす「ペラからませちゃって潜りました」と大声で報告してしまった。誰かに言いたかったんだきっと。ついでに「こんどこっちの船にも乗ってください。そしていろいろ教えてください」とずうずうしいことをお願いした。通じたかな。

一休みしてからテンダーを取りに行く。

テンダーを曳航して戻る。慎重に操船。慎重に。風で押される。難しい。

係留して、帰りのチェック。ハッチ、バルブ類は女房とダブルチェック。

燃料計の針が半分。次回要給油。

1715安良里発。うぐすの湯へ。ひさしぶりだ。ゆっくり入った。気持ちいい。ふ〜。脱力脱力。塩をかぶったあとだし。しかも潜ったし。あ゛〜ぁあったまるなあ。気持ちいい。

ビール(600円)とカニピラフ(700円)(カニ無し。小えびのピラフ。たぶん冷凍)。女房は牛丼(800円)。西伊豆の温泉でで頼むメニューじゃないな。こういうものをこういう場所で頼んで味についてどうこう言うほうが間違っている。黙って食べました。次回はひもの定食(800円)にしようと思う。

1840うぐすの湯発。2040小田原着だから帰りでも2時間で帰ってきた。


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