1998年乗り納め。田子港
今日は1998年の乗り納め。今年はのべで19日安良里に来た。そのうち出港したのは、16回だった。ゲストは6回来てくれた。
5:30小田原発。真鶴道路→熱海ビーチライン→R80→R136船原トンネルで1時間40分。7:10安良里着。 7:29 唐草着。 艤装。 テンダーを戻しに行ったら、大きな鉄鋼船(全長50メートルくらいか)が藤高造船のタグに引かれて入港してきた。しばらく見てるともう1ハイ藤高造船のタグが出てきた。こんなとき小舟(唐草)が出てって邪魔をしてもいけないと思いしばらく見ていた。 8:20出港。波がある。うねりがある。3メートル以上あるんじゃなかろうか。 今日は年末だし、なるべく早く戻って船内を片づけようと思うので、遠くには行かずにお隣の田子港に行くことにする。 しかし風ないな。風が無くてうねりのみ。楽しい海況じゃないな。 波をさばきながら田子港入港。今日は作業船波勝丸が入っていた。波勝丸は東京都の船籍だ。こないだはあのあたりに長崎、熊本船籍のフネが入っていたので、あのあたりが外来艇の係留場所なのかもしれない。 今日は作業船横抱きではなくて、港を一回りして、係留できそうなところを探す。入って右手の生け簀を越えた先の岸壁のはじっこなら、漁船用のアンカーのブイがないので、そこに係留することにする。
10:45田子岸壁離岸。 9:20田子港係留完了。 デッキで昼寝。あったかいなあ。風がそよそよくると涼しくて気持ちいいくらい。風がないときの日溜まりがとても暖かい。 昼寝。昼寝。うたた寝。うたた寝。青空がきれい。雲が動く。わざわざ早起きして、遠くまで来てする昼寝。 デジカメで田子港係留中の唐草を撮る。
10:45田子岸壁離岸。 安良里への最短コースだと、波の角度が悪いのでいったん沖出ししてから安良里に向かう。 11:32 安良里係留場所着。 休憩。解装。 女房が船内を片づけて、俺はデッキを片づける。デッキブラシでゴシゴシする。まあまあか。テンダーから乗り移るときに、どうしても靴の跡がデッキにつく。これはしかたない。チーク張りなら目立たないんだろうけど。といってチークはメンテがたいへんそうだし。 ビルジまったく無しで、スタンチューブのあたりも乾燥している。締め過ぎているような気がしたので、ちょっとネジを緩めた。後で思うと、こんなことを帰る前にすることはない。出港前にすればいいのだ。なんでまた緩めちまったのか。 12:42車着。ブラッツキャットへ。まずビール。オーナーは私のことを覚えていてくれた。
女房はナスカレー。1200円 ベーコンがまるでステーキのように厚い。厚いベーコンという馴染みのない食感を楽しめる。豚肉の甘味をベーコン独特の塩気がひきたてている。そのベーコンをブラッツキャットのコク味カレーが包み込む。カレーに負けずにベーコンが自己主張している。これは値段相応の価値ありだ。 13:31ブラッツキャットを出て、ホテルニュー岡部へ。大沢温泉にしようと思っていたが、カレーを食べたら、急にサウナという気分になったので、オカベに行くことにする。 13:50オカベ着。 風呂には誰もいない。このでかい風呂に一人だけ。貸切り状態。サウナも広い。うぐすの湯の4倍から5倍は広い。サウナで横になれる。でもこのサウナ、ちょっとぬるい。火を入れたばかりかもしれない。 サウナ、水風呂、サウナ、水風呂、と2セットやってからちょっとサウナであったまってから、露天風呂へ。露天風呂も独占。いいなあ。実にいいなあ。山から吹いてくる風が気持ちいい。 ゆっくりつかって、あったまる。上がって、外の風で体を冷ます。冷えてきたらまた風呂へ。 今日はオカベにしてよかった。空いてて。オカベにとってはよくないと思うけど。あれだけの施設に客一人だから。 岡部のいいとこ:ハンドタオルをくれる。バスタオルを貸してくれる。露天風呂がある。サウナが広い。洗い場が広い。浴槽も広い。 上がって、麦茶(無料)を2杯飲んで、マッサージ椅子(無料)に座ってから帰る。うぐすの湯のマッサージ椅子は有料だ。 14:40オカベ発。スタンチューブを緩めたのが気になるので、チェックのため唐草に戻ることにする。 唐草に戻り、スタンチューブを締める。次回乗艇するときに忘れないように、バッテリースイッチのところに「スタンチューブ」と書いたテープを貼った。これなら緩めないでエンジンをかけることはあるまい。エンジンかける前にするべきことは、このバッテリースイッチに貼っておくと間違いがなくていい。 15:30再び唐草発。 15:40安良里発。 天気もいいし、時間も早いので西伊豆スカイラインへ行ってみる。 R136船原トンネルの前でR136の旧道に入る。ここで入ると旧道を走る距離が長くなるので、もうすこし先に行ってから左折したほうがいいみたい。 でもこの旧道も景色いいし、雰囲気あるいい道路。 西伊豆スカイラインに入る。伊豆スカイラインはもっと南に延ばす工事をしていた。料金所のおじさんによれば、今度の5月に天皇が来るので、それに間に合わせるために工事しているらしい。天皇は仁科峠のあたりの高原に植樹にくるそうだ。この道ができたらR136船原峠以外の選択肢ができる。後ろに車がいなかったので、料金所で話し込んでしまった。 西伊豆スカイラインも絶景だ。かなり高いところを通る道なので、景色がいい。植生は笹。高さの高い木が少ない。冬の大西のせいだろうか。 富士山が空に浮かび、夕日に海が輝いている。海岸線のシルエットが綺麗。戸田がその地図のままだ。 いい道だなあ。これはクルマの屋根を開けて走るにふさわしい道だ。オープンカーのための道のようだ。屋根を開けて、帽子をかぶって手袋をしてヒーターを効かせて走る。初冬の空気につつまれて、とても清々しい気持ちだ。 西伊豆スカイラインから県道18号に入る。なかなかいい道だ。道も広いし、カーブも少ない。信号もない。 虹の郷ってここにあったのか。 そば屋とか麦とろ屋とかある。貸別荘の「ねぎぼうず」というのがあった。料金しらべてたほいやパーティか。 県道18号から信号を左折して大仁への道へ。町中を通って、R136に入る。バイパスに入らずに。バイパスから県道19に入れるのかなあ。 R136から県道19号に入る。ここまでで距離50Km。 県道19号から135号に入り、県道80号。それから伊豆スカイライン山伏峠。ターンパイクというコースで帰る。
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