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妻良港日帰り

日付 1999年06月06日(日)

天気 風向 南西〜南 風力 0〜2  波高 0.5〜1.5
行き先 妻良港
出港時刻 0730 帰港時刻 1500
乗員 2名


4時起き。荷物を積んで、走りだしたのが0455時。道は空いていた。いつものコンビニでビールを購入。今年初のクーラボックス。

女房にテンダーの操船を教える。女房がテンダーを操縦して唐草へ。

手早く艤装して、素早くテンダーを返しにいって、すかさず出港。0730時。

港を出てから走らせながら朝食。

ひと休みしてからメインセールアップ。

私が、マストについてメインセールをセットして、メインハリを引く。ボルトロープをグルーブに通して上げるのだが、そのまま上げると、フルバテンのラフ側がひっかかる。それを取りながら、メインハリを引く。引いてあまったメインハリのたるみを女房がとる。女房は舵を持っているので、その反対の手でたるみをとる。一番下のバテンまで無事上がったら、コクピットに戻り、ウインチを使って上げる。

風はない。北西方向からときどき吹くに力がないし、吹いても持続しないので機帆走。

田子島を回って、雲見岬に向ける。松崎沖あたりで、女房と舵を交代。

すこし横になる。

雲見を回って、絶景を見ながら波勝へ。太陽がまだ東だし、風がなくやや靄っているので、あまりメリハリの効いた景色ではないが、夏の遅い朝の風情はたっぷりある。

波勝を回って、妻良港へ。

波勝を回ったあたりで風があがってきた。南から南南西のいい風が入ってきた。妻良まで距離はそんなにないが、この風はもったいない。さっそくジェノア展開。フルメン、フルジェノアで丁度かややオーバーパーワーぎみ。

船底がきれいになったせいか、ひっかかる感じがない。ウエザーが素直。速度も6kt付近。機帆走より調子いい。

あっというまに妻良港入り口だ。帆走は30分くらいか。この30分の快楽のために遠くから来ているのだ。

ジェノアを巻いて、入港。

湾内でメインセールダウン。女房が舵で風上を向ける。そのときに周りを良く見て、もしなにか進路に不安なものがあったら、舵を切るように。その際にマストについている人に大声で舵を切ることを伝えること。

妻良の湾内でカッター訓練やってた。

今日は子浦ではなく、妻良港に入る。前回来たときにとめたあたりで、漁師が網の手入れをしていたので、その漁師に、ここにとめていいか聞く。

「ここにとめていいですか。1時間くらいです」
「ああいいよ」

ということなので、止める。

いつも停泊している漁船が1杯しかない。その前にとめる。

1040時係留完了。

前回は大潮の干潮だったので、岸壁がすごく高かったけど、今日はスタンションよりちょっと低いくらい。とても丁度いい。

係留して、トイレへ。

トイレからかえってきてビール。うまいなあ。冷えてるなあ。ビールを飲んでしばし休憩。

女房はキャビンの中で寝てしまう。

私はキャビンのなかで山岳雑誌を読む。

1200時出港準備。

1210出港。

湾の入り口を出るとさっそくいい風。セールアップ、ジェノア展開。

宇留井島の沖を狙って帆走。宇留井島をかわしてから、やや落として波勝沖を狙う。そろそろジェノアが効かなくなってくる。帰るにはもっと落とさないといけない。

とりあえず、雲見岬が見えるまで、このまま沖だしで引っ張る。

もはやここまでとなったところで、ジェノアを巻いて機帆走。

いい風なんだが、スピンもジェネカーもない唐草はじっとがまんで機帆走だ。せめてジェネカーは欲しいなあ。

安良里沖の鉄鋼船あたりで、セールダウン。

安良里港入港。係留場所へ。

係留ロープにホンダワラが茂っているので重い。これは腰にきますね。

係留完了。1500時。

燃料計の針が半分付近まで下がっている。来週は給油かな。

解装。

カップ麺で食事。今日のはけっこううまかった。時にこういう旨いカップ麺というのがあるから、カップ麺はあなどれない。が、その銘柄はすぐ忘れる。

船内で休憩。昼寝。

1600時にテンダーを取りに出るが、協同丸が1杯もない。

係留場所に戻りながら、協同丸を横抱きしているフネを探す。JOJOさんのところに協同丸があった。岸まで乗せてもらった。どうもです。

JOJOさんのところは、アクアラングをつけて、船底掃除してた。そうか。スキューバのライセンスがあるとこういうこともできるのか。いいなあ。

1630時安良里発。

しおさいの湯へ。すいててよかったが、しおさいの湯の前に浜でジェットスキーが3杯いた。ジェットスキーは遠ざからないので、うるさいのがずっと続く。温泉にジェットスキーの音は合わない。

1740しおさいの湯発。

道はけっこう空いていたが、136と414が交わる手前数キロから修善寺までバスが先頭。時に30キロを切る。全然バス停に止まらない。

その後は順調。ターンパイクは先行車なしで下までおりて来れた。

2000時帰宅。


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