21世紀の初乗り
21世紀最初の初乗りの儀。やることは毎年同じ。こういう同じことの繰り返しで時は流れて行くのだなあ、と新世紀らしい感想を持つ。 バースを出て、離岸着岸の練習。 倉庫前岸壁から1メートル沖に仮想岸壁を想定する。つまり、倉庫岸壁から1メートル離して岸壁と平行にフネを止められればオーケー。 フネの行き足を完全に止めるために最後にアスタンに入れると、行き足が止まると同時くらいにフネのケツが左に振れるので、左舷付けのほうがやりやすい。1軸右回りのペラを持つフネを動かす人にとってはあたりまえのことだけど。 ということは左舷付けのときは、行き足を完全に止める前に岸壁と平行になっていてはいけないということだ。 その後、港内の広いところに出て、最後のアスタンのときに、どのタイミングでどのくらい左に振るか実験。 船足が止まる直前にアスタンに入れて、このフネがどれだけ左に振るのかを実際に確認。 港を出てすこし走る。風はそこそこだが波が悪い。きっと昨日まではすごかったんだろうと思う。
唐草をバースに戻し、食事のため岸壁に戻ったら三樹さん夫婦。4人でいっしょに「よこ田」で食事。 いつもの小型艇オーナー同士のディープな話題。泊地のオーナー仲間とは艇のサイズは関係なくいつも楽しくおしゃべりしているのだけど、やはり小型艇には小型艇なりのディープな話題というのがある。ここのところのいわゆるバーチカルな話題を楽しむ。 それとフネ一般の話題。客船の話題。自前のフネもいいけど、客船もいいなあ。 かわはぎの刺身がうまかった。刺身の残りのアラを煮物にしたのもうまかった。かわはぎは、刺身もいいけどアラの煮物もこんなに美味いんだ。初めて食べた。いいなあかわはぎ。 食後、フネに戻って三樹さんからMOBポールを受け取る。いいなあMOBポール(ってちょっと違うか)。 1530時に帰る。
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