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新しい船内音楽体験
日付 2001年3月24日(土)

天気 晴れ
風向 北〜西北西 風力 2〜0 波高 0.5〜 
行先 駿河湾内沖
出港時刻 10:50 帰港時刻 14:35
乗員 2名


0750発。ターンパイク経由。いつものコンビニに寄って唐草着が1009。

艤装してテンダーを戻す。港内でセールアップ。

土砂を積む大きなフネが弁天島の脇で座礁したようだ。フネのクレーンを使って離脱を試みていたが、しばらくしてあきらめたようだ。今は干潮なので、ちょっと潮が満ちてくればすぐ脱出できるだろう。

1050出港。

風は北。7ノットくらいか。ジェノアを展開、エンジンカット。

アビームで沖だし。女房が舵。

舵をとる


風に合わせて走る。

いはやはなんとも気持ちのいい天気だ。風上に向かっても寒くないし。波はおだやか。実に素晴らしい天気だ。

風が弱いので艇のバランスに注意して、失速しないように走らせる。といってもリベッチオだ。マージンは大きい。そのかわり一度失速すると再びスピードをビルドするのに時間がかかる。


MP3形式のファイルを読めるCDプレーヤー「Riovolt」を船内のカーステレオにつないで音楽を鳴らしている。

フネの中でCDを1枚づつ交換しながら聞くのは面倒だ。フネでは時間の流れ方が陸とは違う。MP3形式にしておけば、CD1枚に100曲以上入れておける。

(2002年からはアップルのiPodにしたので2,000曲以上をエンドレスに(ランダムに)流しておけるようになった。それまでの音楽の「単位」はCD1枚づつだった(レコードだと片面)。それが終われば静寂。そしてまた別なCDをかける、という繰り返しだった。長くても1時間が音楽の「単位」だった。これがパソコンによって大きく変わった。これはまさに新しい音楽体験だ。特にフネの上ではCD単位というのは短すぎるし、オートチェンジャーを使っても手間とコストに見合う快適さは少なかった。パソコンを使ったエンドレスの便利さ快適さは思っていた以上だ。こういう環境になると聞きたいCDを「選ぶ」という行為がが意外と面倒だったのだな、と思う)


スピーカーからはロイブキャナン、そしてジェフベック。エンジン音がないので気持ちいい。波を切る音も心地よい。

おだやかな帆走


1230転舵。風が落ちてきた。エンジンスタートして、黄金崎の入り江を目指す。

入り江の奥(つまり浅い側)を探検。海底が見えるとはいえやはり水深計は必要だ。

静かないい入り江だ。風が北西から吹かなければアンカリングの好適地だ。夏は混雑するんだろうな。風光明美で著名なポイントだし。

入り江を一回りしてから安良里に帰る。

港に戻り、テンダーを引いて係留場所に。引いてるテンダーと風のせいですこしもたつく。

1435着。

こないだ買った折り畳みテーブルを使って、ちょっと遅いランチ。コクピットにテーブル。大事だ。これにテーブルクロスをかければ無敵だ。

イースターの白井さんが来ているようだ。石井さんと話しをしているのが見えた。

と、しばらくしたら二人がこっちにやってきた。石井さんに水深計のことを相談する。ウエストマリンで買って、それをつけてもらうことも可能だそうだ。トランスデューサがスルハル方式だとすると、上架のタイミングと合わせる必要がある。

石井さんは仕事の続きに戻ったので、白井さんとお話。いろいろと話ははずむ。

今日は船検の件で石井さんと打ち合わせていたそうだ。奥さん他残りのメンバーは、湯川さんちに行ってるとのこと。我々も本を返しにいかなくては。

解装。

ひとやすみ。

1650離艇。

艇の回りをテンダーでぐるぐる回ってチェック。

今日はヘンな流れ藻がたくさん浮いてた。たぶん安良里港内の藻だだと思う。神社脇のごろた石にたくさん藻が生えたし。

湯川さんに本を返して、なぎさの湯へ。

なぎさの湯としおさいの湯他3つの合計5つの湯に入れて料金1,000円というパックがあったのでそれを買う。5つ全部に行けば一回あたり200円になる。4つでも250円。通常は一か所500円なのでこれは安い。期間限定だけど。

広島あたりで大地震があったのを知った。すごいことになっていたようだ。

ひさしぶりの温泉。気持ちいい。

「やぶ誠」で夕食。鴨せいろ。女房は味噌煮込みうどん。味見させてもらったところ、翁貴庵よりも辛さの立っている男性的な味。そう思ってみると翁貴庵の味噌煮込みうどんは女性的だな。どっちも美味い。

ターンパイク経由で帰ってきたが、渋滞まったくなし。遅い車もナシ。すごく快適なドライブだった。


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