尊之島でアンカリング
前回から日が空いたが、その間にフライトスクールに通っていた。そして、とうとう7月22日にファーストソロを達成した。初めて自分一人で空を飛んだ。コクピットには私ひとり。離陸上昇中に踊りだしたいような感動がこみ上げてきた。
それはさておき、今日は板倉夫妻と中川さんが来る。板倉ダンナは同じフライトスクールの訓練生だ。 待望の水深計が付いたので、今日は尊之島の内側のアンカリングスポットに行くつもりだ。そこでシュノーケリングして遊ぼうと思う。 0430起床、0550出発。熱海から山伏、R80経由。夏はこの時間でももう混み始めている。 0810安良里着。漁協の売店がもうやっていたので、氷を買う。 漁協の給水所のあたりは混んでいる。最近は土日の朝はいつもダイバーの母船(漁船)がいっぱい着いている。 ホースを持って、テンダーで倉庫前岸壁のトイレに行って水を汲み、それを唐草のタンクに入れる。ついでに唐草の足舟(エムリ)を持ってくる。倉庫内での置き場所が変わっていた。ほこりだらけだった。 0930頃ゲストが到着。駐車場の指示をしてゲストの荷物を積んで、1000出港。 水深計がついたのが嬉しい。いままでわからなかったが、このへんは、なかなか面白い海底の地形だというのがわかる。意外なところが浅かったりする。 田子の尊之島の裏側についたら、パワーボートが2杯すでにいた。かなり浅いところにアンカリングしてた。これも水深計があるからわかるのだ。アンカリングには水深計が必須ですね。いままで水深計ナシだったので、アンカーの効きぐあいの数値が推測だった。これからは信頼度が増すので、安心感も増すだろう。
板倉夫妻に足舟で海水浴場の浜茶屋に買い物に行ってもらって、残りの3人でアンカリング。 まずウロウロして水深をチェック。風向きが変わってもいいように余裕を見てアンカリングスポットを決める。風が180度変わって、浅い方に振られても水深は3メートル以上あるから大丈夫。 アンカーはホールディングタイプの軽いのを使う。そのかわり、チェーンを9ミリを4メートルと6ミリを4メートルにする。アンカーロープはベルトのを使う。アンカーの頭に6ミリのロープを結び、アンカーロープと同じだけ出してクリート。エンドにはこないだ買ったウキをつける。 アンカーを落としたポイントの水深は11メートル。深すぎるがしかたがない。地形の関係でそこがベストと思われるのだ。 この作業中にジェットスキーを連れた大型のパワーボートがやってきた。やれやれ。 泳いでいる人がいるところで、ジェットが走り回る。無遠慮な引き波のせいでアンカリング中のフネはみな揺れる。 アンカーが効いたのを確認し、オーニングをセットする。 このオーニングは日よけ専用じゃなくて、デッキの保護用のオーニングなので、日影を作るにはイマイチだ。塩ビ管でホネを作ろうと思っているがまだやってない。ボートフックを柱にするのはうまくいった。 板倉夫妻が戻ってきたので、昨日買ってキンキンに冷やしておいた白ワインで乾杯。
浜茶屋で買ってきた焼きそばとおでんも食べる。 ワインが美味い。 一休みしてから、それぞれ適当に遊ぶ 中川さんは水に入らないので、エムリで遊んでいた。 他のみんな潜って遊ぶ。あのへんはいいねえ。魚がいっぱい。ウニもたくさんいた。 尊之島の洞窟も往復した。帰りは潮がきつくて、壁づたいに這ってきた。 度付きの水中マスクが快適。シュノーケルをしてるので、水中をみながらゆっくり泳げる。顔を伏せてたほうが、泳ぐのに疲れないのを発見。 それにしても水の中がきれい。 ひととおり遊んでフネに戻る。 板さんは何度も何度も水に入ってた。 なんだかんだで、今日は民宿に泊まろうということになった。宝来屋は満員だったが、磯の宿は空いてた。 フネから携帯で予約。便利な世の中だ。 1530抜錨。 安良里港に戻り、ざっと片づけて、1710磯の宿着。 すぐに風呂。 さっぱりしたところで1800から夕食。期待してたけど、今日はまあまあだった。あらかじめちゃんと予約しておかないとだめかなやっぱり。落語のご主人はいなかった。 2000部屋に戻ったら、もう眠くなってみんな寝ちゃう。
翌日は、0615頃起きて朝風呂。上がってまた寝る。 0800朝食。 お会計してもらって、割り勘にして、磯の宿の玄関先で解散。 我々は、もう一度片づけのため、唐草に。安良里港に着いたら最後の1杯のテンダー。その前で待ってる人がいたので、乗せてってもらうことに。 イースの人だった。どうもでした。 片づけしてから帰る。 1330自宅着。
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