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岩地で錨泊(2)
日付 2002年4月28日(日)

天気 晴れ
風向 北北東〜西南西 風力 3〜5 波高 1.0〜1.5
行先 岩地から帰港
出港時刻 08:00 帰港時刻 10:15
乗員 2名


明るくなった。

風速は相変わらずだが、向きは変わって約30度から吹いている。この向きならいくら吹いても大丈夫だ。夜中とはほぼ180度変わった。

今日来る橋さんには、中木ではなくて安良里で待ち合わせをすることにする。ゆっくり眠れなかったので、これから中木まで行く気力がない。中木にはまたの機会ということで。どうも私は中木とは縁がない。

抜錨して安良里に帰ることに。

アンカーをあげるのは重かったけど、すんなり抜けた。引き上げたアンカーロープにも海底の砂がついていた。

このアンカーとチェーンが一晩耐えてくれた。ごくろうさん。

アンカーは、セットするのもたいへんだけど、しまうのも大変だ。オールチェーンのウインドラスにあこがれる。

片付けてセールアップ。

安良里に帰る。

岩地を出たのは、0800頃だった。

風は北東。それほど強くない。これなら中木にもいけるかな。と思ったが、橋さんに安良里ということを伝えているので、安良里に帰ることに。

途中、堂が島の乗り合い浜のところに入ってみる。堂が島の観光遊覧船の船着き場のあるところだ。ここは島の切れ目から入る。水深計がないときは入れなかったところだ。

ここは西伊豆沿岸の定期船コバルトアローも入っているので大丈夫だとは思ったど、やはり水深計がないと入れない。

今日はまだ観光船もいないので、入ってみることに。島の切れ目の水路は水深が8メートルくらいあった。これなら全く問題ない。

堂ヶ島の水路

でも中がどうなっているかわからないので、緊張は続く。

ここは、外が波打っていても、絶対うねりは入ってこない。そういう意味では、アンカリングにはいいスポットだ。しかし、国道がすぐ側を走っているのでうるさいだろう。

水路から出ようとしたら、観光船の船団が。隣の仁科漁港からきたんだろうけど、たくさんやってきた。こっちが出るという意志を見せてるのにどんどん入って来る。出れないので、その場で旋回してやりすごす。

と最後に入ろうとした観光船が、こちらの出る意志を見て、外で待っててくれた。ありがたい。出船優先だ。で、おおいに感謝して、操舵手(キャプテンか?)とアイコンタクトして帽子をとって挨拶をして出る。

少し沖出ししてから、帆走。風速は6ノットくらいか。風向は南西。

安良里沖まで帆走して、入港するために落としていったら、デッドランになりそうだったので、機帆走で帰る。

港に戻ってセールダウン。

1015バースに戻る。ほっとした。

片付けて、バースで横になる。

橋さんが1137に土肥港でバスに乗るというので、1200くらいに安良里着だろう。

1130くらいに唐草を岸壁にまわして、女房が安良里のファミリーマートに食料を調達にいく。

フネで待っていたら、南斗の鳥谷さん。家族で黄金崎に遊びにきてるそうで、ついでにヨットに乗りにきたとのこと。可愛い娘さん2人と小さな息子さん。それにきれいな奥さん。

テンダーがないので、鳥谷さんは藤井さんに電話した。

その間鳥谷さんといろいろ話をする。

南斗は、最近入ったランバク付きのレース艇。前の船は鳥羽の少年団に引き取られたとのことだけど、回航はたいへんだったそうだ。エンジンが調子悪いので、船外機を持ってきての回航だったそうだ。

そうこうしているうちに橋さん登場。しばらくしてから女房が戻ってきた。

バースに戻る。

女房がランチの用意をして、私がオーニングをセット。このオーニングいいね。

ワインをあける。

今日はこのまま飲み食いして、民宿に止まる。安良里港に面した静養荘。

予約の電話を入れたら、部屋はあるけど「ごはんも食べるでしょ」だって。食事の用意はしたくないらしい。もちろん問題ない。外食する。

1700前くらいに、チェックインして、荷物をおいて近所の横田食堂へ。

横田では、金目の干物と活かさごの煮魚、鯵のたたき。ごはんとしったかのみそ汁。焼酎のお湯割り。

宿に戻ったが、他に客はいなかった。

風呂に入って早々に寝てしまう。


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