安良里の花火大会
自宅を14時くらいに出る。今日は安良里の花火大会だ。 何年も安良里に係留しているのだが、この花火大会を見るのは初めてだ。せっかく安良里に係留していて花火を見ないのはもったいない、といろいろな人から言われてはいたが、スケジュールの都合がつかずに今日まできてしまった。 今日も先週同様フネは出さずに、明るいうちから飲み食いしつつ、花火が始まるのを待つ。
新島から帰ってきてからは、フネも出さずにボートハウス(別荘?)遊びばかりだ。 クルージングも楽しいが、母港に浮かべた自分のフネに来るだけでも楽しい。この感じは、個人オーナーならわかってくれると思う。自分好み(自分の財布に合わせて)に手をかけて、いろいろな思いを持って維持しているフネだ。そして安全な母港である。楽しくないわけがない。 フネにいるといろいろな雑用が発生してしまうのだが、今日は何もすることがないことにして、暇を楽しむ。スカーレットオハラのように心配事は明日考えることにしよう。 来る途中のコンビニで買った伊豆のガイドブックなど眺める。
東京湾でディンギーに乗っていたころ、クラブのパワーボートを出して三浦海岸の花火を海から見たことがある。 フネから見る花火大会は、花火独り占め、という感じがする。花火大会のお祭りの雑踏の中で見るのも雰囲気だけど、少人数で独占気分で見るのも楽しいものだ。 花火は、光の花が開いているうちに音が聞こえなくてはならない。遠くの花火は、光と音の時間差が間抜けだ。 ズシンと響く巨大な音響も花火の大きな楽しみだ。光と音、この二つが花火の大事な要素だ。 安良里の花火大会は、こじんまりと短時間で終わってしまったが、自分のバースのすぐ近くで花火を楽しめるなんて、ほんとに楽しい。今まで見なかったがもったいないくらいだ。 酒を飲んで、花火を見て、満足のうちに一日を終えて寝る。
安良里を朝9時に出た。 今日も西伊豆町仁科のせせらぎの湯に入って帰る。 仁科峠、西伊豆スカイラインで帰る。
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