唐草を見に来る
8時15分艇着。 今日はスループジョンBの高安さんが、このフネの査定に来る。このフネを引き取るとしたらいくらで買ってくれるのかを知るためだ。
高安さんからは、たまに「こんなフネどうですか?」というメールが来る。それはそれでいいのだが、もしフネを買い替えるにしてもこのフネをいくらで引き取ってくれるのかがわからないと予算のたてようがない。というところから実際に見に来て査定してみる、ということになったのだ。 以前の航海日誌にも書いているが、このフネはずっと乗るつもりで手を入れ続けている。愛着もある。 中古市場でリベッチオは人気があり、そこそこいい値段で流通している。私のリベッチオにもそれなりの値段が付くだろう。 急いで手放す理由もないし。このままこれに乗り続けてもかまわないし。
私のリベッチオが1993年製で144号艇。最新は160番台だそうだ。 リベッチオは1983年にデビューだから、1993年で144号艇ということは年間約1.5杯だ。 それを当てはめると1993年に私のリベッッチオが建造された後 12年で18杯作られたことになる。ということは日本に浮いているリベッチオは162艇。 最新のリベッチオが160番台というのもだいぶ信頼性がある数字だ。 NYJのサイトによれば、現在リベッチオの新艇が756万円からとなっている(1997年のリベッチオは571万円からとなっていた。私のと同型のリベッチオSHは623万円。最近値段が上がったのは、いろんなオプションを標準にしたせいもあると思う)。舵誌やWebを見ると、リベッチオの中古艇の相場は150万から400万といったところか。
高安さん一人で来るのかと思っていたら、高安さんのお客さんでリベッチオを探している人がいて、その人も一緒に行くので見せてくれないかというような話になった。突然で驚いたが、こちらとしてはかまわないので、その人は高安さんと一緒に来ることになった。 高安さんの話によればリベッチオ指名買いの人というのは少なくないらしい。スループジョンBでも現在すでにリベッチオ指名買いのバックオーダーを抱えているそうだ。 リベッチオを探しているという人は家族4人(奥さんと息子2人)でやってきた。ということで、船上には7人も乗った。このフネにそんなに人が乗るのは初めてじゃないかな。 1時間くらいいろいろと話したあとに5人は帰っていった。 見にきた人は、ヨットを買うのは初めてだそうだ。置くのはベイサイドのBバースだそうだ。とうことは、リベッチオなら、ベイサイド専用のパルピットに交換しないといけない。パーツ代だけで約6万円だ。 みなさん帰った後で、船内を片付けて我々も帰ることに。 1450離艇
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