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新装備テスト

日付 2006年7月22日(土)

天気 曇りのち晴れ
風向 南西〜 風力 1〜4 波高 1.5〜2.0
行先 安良里沖
出港時刻 15:30 帰港時刻(寄港)17:00
乗員 2名


1020フネ着。

いったんフネに着いてから、氷を買いに漁協へ。黄色い柔らかいウキを買う。係留場所を指示されたときから使っているウベのウキは硬いプラスチックなので、フネに当たるときにコツコツと音を出すのが気になっていた。ウキは、普段はデッキに上げておくので問題ないのだが、離発艇の際に水面に落としたときに当たるのが気になってはいた。とりわけ女房が替えたがっていたので、替えることに。

女房がウキを買いにいっている間に水運び用の白いポリタンに給水。


ケーンボートの石井さんに頼んでいた以下のものが出来上がってきていたので使ってみる。

・ティラーカバー 新調
・日除けのオーニング新調
・ファーリングロープの引き回し変更

ファーリングロープの引き回しを変えたので、左舷側のスピンロックが空いた。ここにラフ側のツーポンロープを通す。

デプス計も直ってたけど、今度はシガープラグ用の12Vに電気が来てなかった。iPodとスピーカを電池で使うことになる。

ツーポンのリーフロープが短いので新しいのを注文していた海遊社から届かなかった。発送日が遅れたのに連絡なかった。確認の連絡をしたらお詫びが来たけど、休日しかフネに来れない身としては、発送日が遅れるなら事前に連絡は欲しいものだ。

まずはオーニングをセット。長辺方向が思っていたより短い。ブームへの固定方法も前回作ってもらったのと違う。このへんは自分で手を入れよう。オーニングの写真を撮ったのだが、ブームカバー外した後だったので、セールの白さのために、うまく撮れなかった。セールの白さに露出が持ってかれてしまっていた。

やはりオーニングは快適だ。夏の泊地の必需品だ。これからフネを持とうという人には、真っ先に用意することを薦めます。

天気がいいので、セティバースのクッションを干す。

ウキを交換。

船内はカーテンを閉めたまま。スカイライトハッチとコンパニオンウェイだけで充分明るい。気持ちのいい風も通る。

キャビンから見たドジャーとオーニング

来る途中で買って来た軽油を入れる。前回燃料計の針が1/4くらいだったのに20L入れたらほぼ満タンになった。燃料計のクセを見るために、針は満タン近いが少しずつ給油してみる。追加で5Lくらい入った。まだ余裕があるようだが、軽油を海面に漏らすのは嫌なので、ここで止めておく。

この燃料タンクは40L入るはずなのだが、針が1/4で半分というこはもしかしてタンク特注で小さくしてある?(後日岡崎造船に問い合わせたら、すぐに返事が来て、パイオニア9の35号艇の燃料タンクは40Lで間違いないようです)

ビールが飲みたくなったので、ビールを買いに。ついでにポリタンに水も汲んでくる。

フネに戻って、汲んできた水を清水タンクに給水。35リットル入った。こちらのタンクは容量は標準の50Lだな。

夏はドジャーが邪魔なのに気づく。ドジャーが風を遮ってしまうのだ。でも小雨のときに便利なので、この時期、蒸し暑いけど雨が降りやすい季節では微妙なところだ。とりはずし可能なソフトドジャーなので、夏場は外してしまおうかとも思う。が、外して出たときに、雨降ったりして。せっかく持ってるのに。という状況になるのもやだな。

ブームカバーを外し、ワンポンのラフ側のロープをセットする。今日はこれの具合のチェックがメインだ。本当はツーポン側もやっておきたかったのだが。

こうやって、艤装いじっているとヨット屋になった気分だ。

出港は午後ということにして、今週で安良里を離れる竹内さんとお話しようと思い、忙しいところ時間を作ってもらって会うことに。フネに挨拶に行ったら、もう完全に海の男、ヨッティーの雰囲気。艤装もいい雰囲気だった。

1400くらいからウチのフネに来てもらって、1時間くらいおしゃべりした。竹内さんも岡崎造船のパイオニア9には目をつけてたクチなんだって。リップサービスとしても嬉しい。竹内さんのエスプリデュバンも平成元年製というから唐草と同級生だ。

1530解纜。

メインセールアップ。ラトガーソンのスライダーを使っているので、ラフの摩擦は軽いけどフルバテンだから、セールそのものが重い。とりわけいままでは26フィートのレギュラーバテンのメインセールだったから、重さを感じる。

港外に出て、山の影響が切れたあたりでジブ展開。ジブのUVカバーはやはりセールシェイプに影響与える。ちょっと気になる。

ジブとメインだけで快調に走る。速度計ないけど、風速8〜10ノットくらいで艇速6ノット程度出ているような。今度実際に計ってみよう。これはサイズアップした恩恵だと思う。サイズアップといえば、重くて大きくなったぶんだけ、波切りの当たりが柔らかくなった。乗り心地アップだ。

外洋のように周期が長くて波高の高いうねりがある。

ワンポンの艤装をテストする。ちゃんとコクピットから出ずにでリーフきる。グッド。リベッチオでは、シングルラインでリーフできるようにしていたが、今回はラフ側とリーチ側の2本のロープをコクピットまでリードしている。シングルラインだとあっちこっちのブロックがあったけど、これだとロープは2本になったが、引き回しはシンプル。

ワンポンの位置のメンハリに印付けておこう。

ツーポンのほうは来週以降にテストする。リーフロープの配達が間にあわなかったのでしかたがない。

この風でワンポン入れても4ノット程度は出ている感じ。

セールを新調する際に、ワンポン、ツーボンの位置を高めにしてもらっているので、ワンポンでもセールがだいぶ小さくなる。

フネの性格をもっと把握して、風上に向かってもグルーブの広いセッティングにしていきたい。というかこのフネはあまりピーキーな性格ではないので、普通にセッティングしていれば問題ないとは思うが。

アビームより落とすと、メインシートとドジャーのステーが干渉するから、これもなんとかしないと。ブロックをブームエンドに持って来るとどうなるか、あとでチェックしてみよう。

帆走中はずっと女房が舵で、私がずっとデッキワークだった。いろいろやったので少し疲れたな。30フィート艇はやはりいろんなところが重い。

メインのブロック交換したい。メインのカムを一瞬で外したい。やはりハーケンに変えるか。

1700戻り。

メインセールが途中でひっかかった。グルーブの途中に傷があるので、それにひっかかかったか。下ろし方にもコツが要りそうだな。

今晩から雨になりそうなので、明日は出港せずに帰るつもり。今日中に解装する。

今日の夕食は「よこ田」のアジフライ定食。それと生ビール。ここのアジフライは絶品。夏になって、鯵に脂も乗ってきて美味い。

フネに戻って、凍らせて持って来たペットボトルの水でさるこうを割って飲む。グラスは先日ウエストマリンで買った、夏向きのアクリルのグラスだ。冷たい水が暖まらないように、少しずつ作って飲む。

2100頃寝る。







日付 2006年7月23日(日)

天気 雨時々小雨
風向 南より 風力 0〜2 波高
行先 係留のみ
出港時刻 --:-- 帰港時刻(寄港)--:--
乗員 2名


夜中に雨。大雨。デッキを叩く音で起きる。

あらかじめハッチは閉めておいたので、大丈夫。コンパニオンウェイにも差し板を下半分差しておいた。

8時前に起きる。雨は止んでいる。

昨日買っておいたパンで朝食。時々小雨だ。

船内片付けて、係留状況をチェックして9時半頃離艇。

せせらぎの湯へ。

お風呂に入ると疲れが取れる。すっきりさっぱり。

大関ラーメンで味噌ラーメン。もう定番です。帰りは大関。

箱根新道経由で帰宅。


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