97.07 西伊豆に置こう。そう決めた。 決めただけではしょうがないので、実際に西伊豆の泊地を見てみることにした。ハーバー関係者と会って話をするかもしれないので、髭を剃って、ジーパンじゃないほうのズボンをはいて出かけることにした。女房にもそれなりの格好をさせた。良識のあるこざっぱりした印象を持ってもらうためだ。 実際に西伊豆まで行ってみて、道の混み具合や体感的な距離やなんかも調べてみようと思う。小田原からの交通事情等も考えながらの偵察だ。 西伊豆といえば、沼津だ。それよりも南の泊地というと松崎になる(この頃は安良里を知らなかった)。これはちょっと遠いなあ。沼津近辺で探したい。先日みつけたWEBサイトに乗ってないところもあるかもしれない。で、そこがとっても安くて安心でサービス満点の泊地かもしれない。だったらいいなあ。 相模湾のほうから沼津に入るには、
箱根ターンパイクから伊豆スカイラインに入り、韮山ICで下りて、富士パークウェイを通って沼津の南の内浦湾に出た。 このドライブだけでも楽しい。今は夏なので、木々の緑が濃く陰影が強い。草木が力強い。空の青さとさまざまな緑色のコントラストが素敵だ。夏の森の匂いがする。 内浦湾沿いを偵察。 右手前方にマストが並んでいるのが見えた。地図で確認すると、ここが重須だ。なるほどいい泊地だ。ここは空きがあるんだろうか。誰に問い合わせればいいんだろうか。 車を更に走らせて内浦湾の偵察を続ける。はたして重須以外に泊地はあるか。 クルーザーが数艇浮かんでいるところがあったが、波に対して全然守られてない場所だった。こういうところにはちょっと置きたくないなあ。 大瀬崎まできた。 泊地と呼べるところは重須しかなかった。 来た道を戻って、沼津のダウンタウン方面に行ってみることにする。 マリンピア沼津と沼津マリーナは外から見ただけで先に進む。値段が高いし、見なくてもだいたい設備はわかる。 大渋滞の国道414号を我慢して進み、東急牛臥ヨットハーバーについた。ここはディンギーとジェットスキーと小型のパワーボート(モータボート)の置き場だった。セーリングクルーザーは置けないようだ。 大渋滞の国道414を逆方向に進み、帰路につく。この渋滞を考えると沼津近辺の泊地に対する魅力が褪せていく。
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